お孫さんにあげるお小遣いの額って微妙ですよね。
多すぎても良くないし、かといって少ないとがっかりさせてしまいそう。
みなさん、どのくらいの額をあげているのでしょうか?
本記事では、お孫さんにあげるお小遣いの相場をご紹介。
現金以外のおすすめもご紹介します。
注意! お小遣いの額が嫁との関係を左右する?
孫に渡すお小遣いは、渡す側の考えだけでなく、親に対する配慮も必要です。
自分の若いころを考えても、そうですよね。
孫や、親たちが不公平感を持たないよう、公平さには配慮しましょう。
また、お嫁さんやお婿さんとの実家とのバランスも大切。
どちらかが多すぎたり、少なすぎたりすると親たちとの関係に亀裂が生じることがあります。
孫のお小遣いの額をめぐって、お嫁さんと不仲になった例もあります。
お小遣いの額は、孫の年齢や、親の感情、相手の実家とのバランスをみて決めた方が良いようです。
年齢別のお小遣いの相場は?
お盆には、みなさんどのくらいのお小遣いをあげているのでしょうか?
あげる側の事情にもよりますが、お盆はお年玉の半分程度というのが相場のようです。
(株)マルアイは2024年に行った「お盆にあげるお小遣いの額」についての調査を行いました。
それによると、孫にあげるお小遣いは8割の人が10,000円以下という結果になりました。
また年齢別の目安は、小学生1,000円~3,000円、中学生3,000~5,000円、高校生以上5,000円~10,000くらいと言われています。
幼い孫には、お小遣いの代わりに本やおもちゃなどをあげる人もいるようです。
お小遣いには公平感をもたせる
お小遣いをあげる時に注意したいのが、お孫さんたち、そして親ごさんたちの感じる公平感。
年齢でお小遣いの額を分ける場合は、基準をはっきりさせておかないと、お孫さんの間に不公平感が生まれます。
お孫さんにしてみれば、お小遣いは多い方がいいに決まってますよね。
「お姉ちゃんは小学生だから3,000円ね。ともくんも小学校にあがったら3,000円するからね。」
と説明しておけば、孫も親も納得します。
また、気を付けなければいけないのは、親たちの感情。
経験済みかも知れませんが、親も子供たちがもらうお小遣いの金額には敏感です。
親同士でも不公平感を持つことがあるので、金額は平等になるよう気を付けたいですね。
現金以外のおすすめは?
お小遣いは現金であげるという人が圧倒的多数。
ですが、お孫さんの年齢によっては電子マネーでもOK。
小さいお孫さんにはおもちゃを渡すのもありです。
電子マネーであげても大丈夫?
お孫さんが大きくて電子マネーを使い慣れている場合は、それであげるのもOKです。
先ほどの(株)マルアイの調査でも、9.4%の人が電子マネーを選んでいます。
現金が手元にない時でもスマホ決済なら送金も簡単、プリペイドカードも便利です。
ですが、電子マネーは金額が見えにくいですし、未成年の場合は親の管理も大切です。
もし電子マネーであげるなら、親ごさんにも金額を報告しておきましょう。
おもちゃや本でも大丈夫?
お孫さんが小さい場合は、現金より本やおもちゃの方が喜びますよね。
自分たちが一方的に選ぶのではなく、親ごさんに欲しいものを聞いておくとより喜ばれます。
みんなで一緒に買いに行くのもいいですね。
ただし、最近のおもちゃは高額なので、お小遣いよりも高くつくかも。
懐はちょっと痛みますが、お孫さんの笑顔と楽しい時間は、かけがえのない思い出になります。
まとめ
お盆にお孫さんにあげるお小遣い、いくらか決まりましたか?
相場は、小学生1,000円~3,000円、中学生3,000~5,000円、高校生以上5,000円~10,000くらい。
電子マネーや、おもちゃでもOKです。
また、間に入る親ごさんにも配慮しておきましょうね。
いずれにせよ、お小遣いは額より気持ちです。
どんな金額でも気持ちを込めて渡せば、お孫さんはきっと喜んでくれるはずです。